生活習慣病とは
不規則な生活習慣などが原因となって
引き起こされる疾患の総称

生活習慣病の代表的なものとして高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、動脈硬化などがあります。これらはいずれも初期症状がなく、気がついたときには重症化して複数の疾患を合併しているということも珍しくありません。
早めに予防・治療をしておけば、適度な食事制限と運動でコントロールできることもあり、お薬なしで数値を抑えられる場合もあります。
QOLを維持していつまでも健康で楽しめる毎日を過ごすためにも、早めに一度検査を受けておくようにしましょう。特に40歳を過ぎると発症リスクが高まり、なかには30代から発症している方もいます。
生活習慣病になる原因
運動不足、喫煙など生活習慣が原因
生活習慣病の原因は、偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない生活習慣やストレスの大きい環境などです。したがって、生活習慣を改善することが重要になります。薬の処方で数値を下げることができても、生活習慣を改善しなければ一時的な解決にしかならないからです。
生活習慣病とは具体的にどんな病気?
生活習慣病を放置すれば
命にかかわる疾患をまねくことも
生活習慣病の主な種類としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風、メタボリックシンドロームなどが挙げられます。どれも放置していると動脈硬化などを引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞になる方も多く、生活習慣病は命にかかわる病気です。
初期には自覚症状がなく、気がついたときには病状が進行している場合もあります。このため健康診断を定期的に受診するなど、普段から健康に配慮した取り組みが大切です。
メタボリックシンドロームとは
外見だけではわからない
内臓脂肪、メタボリックシンドローム

内臓脂肪型の肥満によって、さまざまな疾患を引き起こしやすい状態になっていることを「メタボリックシンドローム」と呼んでいます。内臓脂肪は外見だけではわからないこともありますので、以下の指標を使って判定します。
メタボリックシンドロームの判定基準
〈必須項目〉
腹囲:男性は85cm以上、女性は90cm以上
〈選択項目〉
(1)血糖値:空腹時血糖110mg/dl以上、または血糖を下げる薬を服用・インスリン注射を使用
(2)脂質:中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満、またはコレステロールを下げる薬を服用
(3)血圧:収縮期130mmHg以上、または拡張期85mmHg以上、または血圧を下げる薬を服用
必須項目に加え、選択項目の2つ以上に該当 →メタボリックシンドローム
必須項目に加え、選択項目の1つに該当 →メタボリックシンドローム予備軍
40歳以上になると自治体の特定健診を受けてメタボリックシンドローム(もしくは予備軍)の判定を受ける方がいますが、実際には30代でも該当する方はたくさんいらっしゃいます。
早ければ早いほど負担のない予防・治療が可能になりますので、生活習慣に自信のない方はまずは当院へお越しください。
動脈硬化の測定
当院では動脈硬化の程度を測る
血圧脈波検査、頸動脈エコー検査を実施
生活習慣病のコントロールとして特に注目しておきたいのが、動脈硬化です。
動脈硬化が進行すると生活習慣病を引き起こすこと、また、生活習慣病が進行すると動脈硬化が悪化することがわかっており、生活習慣病と動脈硬化は密接に関連し合っています。
動脈硬化は進行すると、最終的には心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めてしまう恐ろしい疾患です。
血液検査や血圧などと違い、動脈硬化の検査を受ける機会はあまりないかと思いますが、当院は血圧脈波検査によって動脈の硬さを測り、頸動脈エコーによって血管壁にプラークと呼ばれるコブができていないかを確認することができます。気になる方はぜひご来院ください。
〈血圧脈波検査、頸動脈エコー検査の特徴〉
- 痛みなどの体の負担がほとんどない
- すぐに結果がわかる
- 保険診療で受けられる
当院で受けられる生活習慣病の治療
一人ひとりに合わせた
継続可能な治療計画
- 薬物療法:お薬による数値コントロール
- 運動療法:適度な運動
- 食事療法:量や栄養の調整
そのため、当院では一人ひとりの患者様に合わせた継続できる治療方針を立てて、ご提案させていただくようにしています。
また、こまめに検査を受けて、体の状態をチェックするだけでも健康維持の意識を高めていくことができます。うまく当院を活用し、生活習慣病の予防や治療を続けていっていただければと思います。
生活習慣の改善には、好きな食べ物を我慢しなければいけないなど、少々つらい部分もあります。
当院では会社健診、特定・長寿健診の結果から今後取り組む必要のある生活習慣の改善やお薬による治療をできるだけわかりやすく説明し、前向きに取り組めるように患者様に寄り添った診療を心がけています。
生活習慣病にならないための予防対策
飲酒・喫煙は天敵。
適度な運動と睡眠が大切

生活習慣病にならないためには、飲酒・喫煙を控え、適度な運動を行い、適性体重を維持する必要があります。できるだけ階段を使う、ひと駅歩くなど、継続できる運動を日常生活に取り入れ、健康的な生活を心がけましょう。
- 喫煙をしない
- 定期的に運動をする
- お酒は適量を守るか、あるいは飲まない
- 1日7~8時間の睡眠をとる
- 適正体重を維持する
- 朝食を食べる
- 間食をしない